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2024年4月

2024.04.24

初代高砂浦五郎・房総ツアー

少し前になりますが、3月に初代高砂浦五郎・房総ツアーに行きました。
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初代高砂浦五郎は、
現在の高砂部屋の創設者。千葉県東金市に生まれ。姫路藩主から「高砂浦五郎」の四股名を賜り、明治初期の相撲の危機を救い、今に繋がる近代相撲の礎を築いた人であります。

実は以前にも行ったことのあるコースでしたので、いろいろと思い出しながらナビゲートしました。
ご一緒したメンバーがすごい!

元高砂部屋力士の松田哲博(元・一ノ矢)さん、地歌箏曲家の竹澤悦子さん、作曲の鶴見幸代さん、作曲の樅山智子さんと自称⁈相撲史研究家の藤本。
地歌箏曲家の竹澤悦子さんのお声かけから始まったプロジェクト「『浪曲地歌「初代高砂浦五郎」』に関わっている人たちです!

原案は松田哲博さん。私は「其ノ三〜改革を成し遂げ絶頂期の段」の脚本・作曲を担当しましたが、他の段もご紹介させていただきますと、

「其ノ一 〜高砂浦五郎を賜るの段」 を作曲の野村誠さん(今回は欠席)
「其ノ二 〜改正高砂組起ち上げの段」は鶴見さん、そして
「其ノ四 ~絶頂からの転落と終焉の段」は樅山さん。今年7月に初演予定!

両国の野見宿禰神社で待ち合わせ。
この野見宿禰神社は、初代高砂浦五郎が津軽藩の上屋敷跡地に創建しました。
中屋敷には高砂部屋がありましたが、その場所も確認。
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その後、深川の圓隆院 初代高砂郎五郎のお墓へ行き、ご挨拶。
四の段が出来上がり初演されると、このプロジェクトも完結!?
うまく行きますように!
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すぐ近くの相撲関係
阿武松緑之助」
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歴代の浦風が眠る「浦風墓」にも参拝。
雷電爲右エ門を見出した浦風親方もここに眠っているのでしょうか?


そして、房総に向けて出発。
ツアー出発直前に作った初代高砂浦五郎の年表を車の中で確認しながらスタート。


東金の台方「浦五郎が建てた家」に到着。


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現在は当時立てたものがそのまま残っておりますが、個人宅(有原家)となっておりますので、前回と同じく外から眺めるだけになると思っていましたが、有原家の方が快く対応してくださり、中まで拝見させていただくという予想外の展開に大興奮!


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大豆谷の厳島神社

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浦五郎の生家は、この神社の裏手という話。裏の茂みの井戸の跡と池あたりだったのでは?!ということでしのたで、
そのあたりに入り込みました。
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四股、鉄砲をやりだす仲間達!!
一ノ矢さんとぶつかり稽古まで!?

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初代高砂浦五郎 建立の「両親の供養塔」

案内表示がなかったら見つけるのは難しいでしょう!
歩いてすぐのところですが、ちょっとわかりにくい場所です。


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御霊前(灯籠)は前嶋治兵衛が建立。

供養塔の文字は三重県知事のちに貴族院議員の成川尚義。浦五郎の友人。

 

そして、高砂浦五郎養蚕場跡(八街)
一帯を開墾して養蚕業を営んでいたそうですが、明治25、6年頃に行った事業とされていますので、親方をされていた頃と思われます。

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時間はわずかしかありませんでしたが、帰路、千葉県文書館に寄りました。

文書館には高砂浦五郎の書が多く残されていることを知っていましたので、
一度行きたかった場所です。
有原家にあった高砂の貴重な資料も文書館へ寄贈されているとのこと。

文書館のスタッフはとても親切でした。
読めないものばかりでしたが、おかげさまで、ひととおり目にすることはできました!
また行きたい場所です!

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これで一通り、千葉、房総に残されている初代高砂浦五郎の関連の場所を訪れることができたかと思いますが、
今、気になっているは亀戸天神の高砂の弟子たちが建てた「初代高砂浦五郎の碑」。
立派な石碑だったそう。
戦争の空襲で焼失したが、破片は一般非公開ではあるが、まだ残されているという。
ぜひ見たいです!


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