打楽器アンサンブルプチフェスタ2020「ふりかえる」公演を終えて
「打楽器アンサンブルプチフェスタ2020「ふりかえる」-神田佳子プロデュース」が終わってから一週間が経ちました。
公演写真を見ながらふりかえっております。
これまでに、大塚茜さん、森田泰之進さん、ふくいかな子さんの新作の他、50曲を超える神田佳子作品が、このプチフェスタで初演されてきましたが、今回は10周年にしてプチフェスタのラスト公演。プログラムは神田佳子の新作と過去の名(迷)場面を織り交ぜながらの再演で、全20曲とアンコールを全力でやりきました。
「諸行無常」がサブテーマで、この公演に詰めた想いは沢山あります。
無常の世の中、ツァラトゥストラが太陽に向かって立ち上がり、超人が跳ね、横綱が大地を踏みしめ神々を鎮め、水戸黄門が世を正し、展覧会の絵では天国とこの世を繋ぐ。木の音、金属の音、皮の音、人間の音・声・息が空間に漂い、カエルが鳴き、羊が群れ、猫が戯れ、鳥がさえずり…
震災で始まり、コロナで終わるという何とも言えない流れですが、
打楽器好きの様々な人たちが一緒のステージで共演し、その皆さんと熱い想いを共有できたことが一番の財産です。
新型コロナウィルス感染症拡大防止対策として、観客数を3分の1に減らし、客席の前列3列を空席に。また、客席での演出を控えることとして、直前に6曲の客席演出を全てプラン変更。規模縮小公演となりましたが、ホール関係者、出演者、スタッフの皆様、いらしていただきましたお客様のおかげで無事に公演を行えたことを感謝しております。
今後のプランは未定ですが、やりたいことが沢山ありますので、少し時間をかけて整理し、アイディアを形にしていきたいと思っています。
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