近藤譲個展を終えて
10月31日東京オペラシティ小ホールにて行われた「近藤譲 七十歳の径路」の公演が無事に終了!
チケット完売、満員御礼。沢山のお客様にお越しいただき、気持ち良く演奏できました!!
私は日本初演の作品と、
視覚リズム法の合奏版のヴァイオリン、チューバ、スティールドラム、バンジョー、エレピ(フェンダーのローズ)という特殊な編成の作品にも参加させていただきました。
22年前、近藤先生の打楽器作品の個展をさせていただいた時は、曲を解釈するのが精一杯でしたが、
時を経て、あの時よりは、もっと、ひとつひとつの音を楽しめるような感覚でした。
(22年前のフライヤーが見つかりました!)
近藤作品は、デリケートな音の連続ですが、先生の的確なアドバイスでパッと音が変わり、
すぐに反応が出来る素晴らしいメンバーと一緒に演奏させて頂けたことにも喜びを感じました!
そして、受験時代に大変にお世話になりました師匠の松倉先生との共演が叶いました。
(学生の時に演奏させていただいた以来かもしれません。)
いろいろと時間が戻ったような感覚もありました!
曲数もかなりあるので、ゲネプロ時間が分刻みのタイムスケジュール。
それなのに、ピアノの調律を別の部屋でぎりぎりまで行っており、ホールに運ぶ時間待ちになっていたので、なかなかゲネプロ開始にならず。
「この時間を使って、照明を決めたり、椅子を出したり、何かできることはないか?」と、スタッフとバタバタしていたところに、
近藤先生が、「のんびりやろうよ。多少時間が押したって大丈夫だよ」と貫禄且つ場を和ませる雰囲気のお言葉。
しかし、いざゲネプロが開始されると、「もう終わりの時間ですよ、次の曲に...」と、ステマネ以上に分刻みに仕切っていらっしゃいました。
打ち上げでもいろいろと交流させていただき、近藤譲にたっぷり浸った日々が一段落ですが、
近藤先生には、来年1月の東京現音計画でも1公演プロデュースしていただくことになっておりますので、
引き続きお世話になります!
また、オペラシティの大ホールでは、バッハコレギウムジャパンの公演。以前よく共演させていただきました懐かしいメンバーにも会えました!
さらに、打楽器の菅原先生も乗っていらして、偶然、休憩時間が一緒になり、松倉先生、菅原先生と3人でお茶させていただいたりと、
本当に濃い一日でした!
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