「東京現音計画#07〜クリティックズセレクション1:沼野雄司@北とぴあ」を終えて
先日、沼野雄司さんのセレクションによるプログラムの東京現音計画が終了。
私が演奏したのは以下の4作品。
マイクを動かすことに参加したスティーヴ・ライヒの「振り子の音楽」
バスドラム2台の打楽器ソロ、ホラチウ・ラドゥレスクの「オリジン」
マリンバで参戦したクリスチャン・ウォルフの「エクササイズ5」
部活動のような練習になったルイ・アンドリーセンの「ワーカーズ・ユニオン」
ラドゥレスクのバスドラムの調整は色々と苦労をしました。
当初、私物の楽器で演奏予定でしたが、
2台ともチューニング指定なので、その指定にピッチを合わせると、
張りすぎたり、べろんべろんに緩かったりと、納得のいく響きを作ることが出来ず、
バスドラムを2台持っているのにもかかわらず、プロフェッショナルパーカッションでレンタルすることにしました。
そしてヘッドや、ノイズなど、いろいろと問題点の調整もしていただき、本番はベストな状態にもっていけたかと思います。
ルイ・アンドリーセンの「ワーカーズ・ユニオン」は、沼野さんから
「この曲は爆音、ハイスピードで荒くれるように演奏してほしい」
というリクエストということもあり、それに応えなければ!!を気合を入れ直し、
ゲストのオーボエの宮村和宏さん、アコーディオンの大田智美さんの熱演も加わり、
東京現音計画のメンバー(エレクトロニクス/有馬純寿、サクソフォン/大石将紀、打楽器/神田佳子、ピアノ/黒田亜樹、チューバ/橋本晋哉)で、仲良く、凄い集中力で乗り切りました!!
私の参加曲以外には、エリーゼのためにのフレーズが大変なことになるパオロ・カスタルディの「エリーザ」
今回のために来日されたヨアキム・サンドグレン氏のサクソフォン&エレクトロニクスの作品など、
今回もなかなか濃い内容のコンサートとなりました!
関係者のみなさんお疲れ様でした!!
そして、いらしていただきましたお客様、本当にありがとうございました!
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