マゎリンバを終えて(長文)
川島素晴個展が終了。3曲+α演奏しました。
その中の「マゎリンバ」というマリンバを回りながら叩く、マリンバとフルートの曲を演奏した
感想をメモしておきます。
いらしていただいたお客さんには、ただ回っているだけ!という印象が残ったかもしれませんが、
いろいろと苦労がありましたので、苦労談も含めw
まず、靴を買うところから(笑)
その時期リハーサルが続くと分かっていたので、足が疲れては練習にならない。
さらに、普段履きにして、いつでもさらえるような(走れるような)靴にしておかなければ。
冬のこの時期は、靴下2枚履きなので、ワンサイズ大きい靴。
それに、ただのスポーツシューズは普通の服装ではデザインが合わないので、
ナイキのおしゃれ系スポーツシューズをゲット!!
改訂版の譜面の1ページ目が来て、さっそくマリンバのまわりを回ってみました。
靴の感じはOK。
しかし、数回まわるだけで、目も回るし、気持ち悪くなる。
練習すぐに中断。
小学生の頃は鉄棒が得意で、連続前回りや、連続スカート回り、足掛け回りを毎日50回ぐらいしていたので、
回転は得意なはず!と思っていたのに、かなりショックを受ける。
昔は昔。。。。
同じ回転をしていると、足首の片方側だけに負担がきて、痛くなる。
そして、続きの譜面がなかなか来ない。
10日前までは、自分がプロデュースをしている打楽器アンサンブルプチフェスタという大きなイベントがあり、
さらうことがまったく出来ない。
そして、その後も他の本番のリハーサルがクロスして始まる。
譜面を見ながら演奏出来る曲でない。
直前に譜面が来ても、暗譜も出来ないし、身体は覚えないし。
・・・
本番数日前にやっと譜面が来た。
訂正ばかりの見にくい譜面。
(川島氏の譜面はかなり細かくて複雑だけど、綺麗で見やすいのが利点だったのに、(愚痴w))
あ〜も〜〜〜う! と思っている時に、
フルートの多久さんが一番見にくいページを浄書してくれた!!
(ありがたい!愛を感じました!)
頑張らねば!!
苦痛だらけの練習から、徐々に良いテンションになってくる。
リハーサルを十分に出来なかったので、ゲネプロ時間を前倒しにして長めに取って頂きました。
しかし、当日ゲネプロに作曲家は現れない。
(作曲家がどう思おうと自由に演奏しちゃうぞ!)
テンポアップも目指した。
テンポが早いと演奏も回るのも厳しいけど、「乗る」ことが出来る。
こっちのほうが大事!
リハーサルでは10分台でしたが、
ゲネプロは9分台を出す!
よし良い調子!
しかし、ゲネで2回通したが、
1回目では身体が乗り切らない。
そういうことか。
やはり陸上のようにウォーミングアップをしっかりしないと上手くいかないんだ。
本番は1回のみ。
万全な体制になるように、いろいろな対策を考えた。
直前に食べると気持ち悪くなるし、食べないとエネルギー切れになるので、
本番1時間前に早めの夕食をしっかりとり、
本番は、マゎリンバの前の曲(多久さんのソロの曲)の間、
舞台裏の上手から下手の通路で、走ってウォーミングアップをしていました。
(足音聴こえなかったですよね?大丈夫でしたか?)
そして本番。
譜面は置きましたが、ほとんどお守り代わり。
どうにか転ぶ事もなく、演奏も無事に終えました。
が、最後のフリーズのところが、リアルに目が回ってふらついてしまった。
キメが決まらなかったことに後悔が残ります。
終了後は、今までに経験がないぐらいの滝汗。
次の曲のポリプロソポスのティンパニの上には大粒の汗がボトボト落ちていました。
(聴こえちゃいませんでしたか?)
でした!!
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