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2010.07.15

邦楽展 vol.22

先日のトリフォニーの本番。

大分過ぎてしまいましたが記録としてアップします!

吉村七重さんプロデュースの邦楽展

二十絃の箏がこんなに並んでいる!!

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琴奏者が勢揃いの会。それぞれの個性が出たり、皆さん一曲に集中して仕上げてくる勢いなどが感じられ、リサイタルとは違う良さがあったと思います。

今回の私のセット。

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共演者の吉川由里子さんと。

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銅鑼、ティンパニ、シンバル、バスドラムをバランスよく鳴らせるバチが見つからず、さらにティンパニの上のタンバリンの鳴り具合のコントロールも難しく、苦戦しておりました。
バスドラムを鳴らそうとフェルト系のバチにすると、シンバルのリズムが曖昧になり、ツブがはっきりしなくなり、演奏している自分自身にストレスがかかります。

そこでちょっと視点を変え、良い音、鳴り具合で決めるのではなく、箏と気持ちよく共演ができるかどうかということを最終的に選びました。
そうか、西洋的ではなく、アジア的になれば、、、、。
バスドラム、ティンパニがあると、なんかクラシカルな感じになって、箏と混じり合わなかったのです。
そこで、バチをあえて固くして、演奏のほうでコントロールしました。
バスドラムがちょっと和太鼓的になっていたかも?
(銅鑼が出てくる部分は2本バチにしました)

ゲネプロは慌ただしく、落ち着いた演奏が出来ませんでしたが、本番は良いテンションにもっていけたかな?と思います。

この曲は箏界では何度か演奏されているようですが、
尺八の藤原道山くんが聴きにきてくれていたのですが、
今回はエッジの効いた「カムナギ」になっていたね。と言われました。

そうです。そういう狙いでやりました!!

PS 楽屋が吉村七重さんと2人で緊張しました!!

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