指の先まで神経を行き渡らせる
ある日のレッスンで手がピンと出来ていない生徒にアドバイスした言葉。
緊張をさせるとか、つっぱるのではなく、力を入れるのではなく、
「指の先まで神経を行き渡らせる」
上達するかどうか、これがキーワードになっているような気がする。
指をピンとのばしたり、自分の意思で少し丸めたり。
のばした指先が想い通りの場所で止まるか。
自分の意思の通りに指が動くか。
一発、音を決める時。
その指先を持ったスティックでピアニッシモの音を出す時。
スティックが太鼓の皮に接した時の指の感覚。
こういうことは、茶道、華道など、日本の伝統的な作法に感じられるものと共通するような気がする。
いや、特別なことではなく、日常生活の当たり前の作法?
当たり前のことが当たり前に出来るようになる。これがなかなか難しい。
レッスンをしながら様々なことを考えさせられ、実は自分自身が学ぶ事が多かったりするのです。
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