現音と王明君リサイタルの本番
対照的な2つの本番が終わりました。
まずは現音@東京文化会館小ホール。
室内楽編成なのですが、打楽器ソロから始まる曲が3曲。
どんな曲だったかさらりと。
●1曲目は松平作品。
松平 頼則 / フルートと室内オーケストラのためのセレナード
この曲はスコアには打楽器2人と書いてあるので、2人の予定になっている。しかし、送られて来た譜面をみると、どうみても打楽器奏者3人必要な譜面。もし2人で演奏をしたら非常にいい加減な演奏になる(音色が整わないし、叩けない部分を抜かすことになるなど。。。)。
まずネットで曲情報を探してみる。
どこを探しても2人と書いてある。演奏リストのようなものを探してみたのですが、なかなかみつからない。
勝手な判断でしたが、「2人では難しいです。」と現音サイドに連絡し、
無事に3人で演奏が出来ることになりましたが、いったい、過去にはどういう演奏をしていたのでしょうか?
●2曲目倉内作品。
この曲は、写真でも撮っておきたかったのですが、あまり広くない東京文化会館のステージの後ろ、下手から上手まで、一列楽器を並べ、一人で演奏。
上手から、、、バスドラム、ティンパニ、(Cym..ティンパニの上にのせる)TOM、アンティークシンバル2オクターヴ、その後ろにTam-Tam2枚、前にもどり、Vib、チャイム。
ラストの部分はチャイムを叩いたあとにすぐにティンパニにたどりつかなければならないのですが、
スペースがないので、Tam-Tamのスタンドをまたぎながら、ほとんどキンちゃん走り状態で移動。
アスレチックでした。
●3曲目は下山作品。
これもまた45秒の打楽器ソロから始まるので、打楽器リサイタル気分?。
Tam-tamをこする用のハイピッチが出るスーパーボール撥?を12個制作。そのうち、4つだけお気に入りの音がでるものが出来ました。
●4曲目は法倉作品。
また打楽器ソロ。貝鳴子をTam-tamに吊るす指定あり。
吊るした貝鳴子を叩いちゃったりして、リハでは苦労しました。レンタルだったのですが、
ちょっと割れた!?いや、たぶん大丈夫だったと思う。。。
現音は無事終わり、今度は王さんのリサイタル。譜面が送られて来ているものの、現音でバタバタしていて、
直前に目を通してもスコアで打楽器のパートはなく、曲がよくわからない、、、。リハはないし、
あ〜これじゃぁ、「楽器の準備が出来ない」と、前日になって、ちょっと焦る。
適当に楽器を用意し、当日のホールGPで曲を作り上げる。
王さんは中国笛と二胡。
それに、お琴、ピアノ、シンセサイザーと私のパーカッションの編成。
それにしても王さんは凄い人です!!!
共演者の感じもよかったので、ほとんど即興でしたが、気分よく叩くことが出来ました。
しかし、中国音楽系はテンポの速い曲が多く、譜面から目を離せない。
実は、この2つの本番の間に、あるコーラスグループのリハーサルに参加しました。
4月に本番があるのですが、私は小坊主を衣装を着て(ミニスカート丈!)、かつらをかぶる予定。
どうなることやら。。。でも楽しみ!
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