タナカンダレコーディング2
そしてレコーディング当日。再び鎌倉芸術館へ。
運搬車は2台、いつものライブよりも多い楽器を搬入。
ライヴの時はセッティング替えをほとんどしませんが、
今回は曲ごとに使用する楽器が違うので、
セッティング替えのスタッフとして、加藤亜依ちゃんにお願いし、ピアノ調律の間、
舞台袖で9曲のセッティングを最初から一曲ずつシミュレーションする。
ピアノ調律アップと同時にステージにセット。
マイクセットも完了しサウンドチェック開始。
今回は1日で9曲録音するのでかなりハード。
最初は、バランスはどうか?とか、
雑音は入っていないか?(田中君の足カウント音、打楽器のバチを置く音、その他)とか、
走っていないか?(ライヴだとクロちゃん?がどんどん速くなるので)など、
いつもより気にしなきゃいけないことが多く、慎重に演奏をしている感じもありましたが、
だんだんこの状況になれてきて、曲が進むにつれ良くなってきたかな。
なによりも、エンジニアの櫻井さんの判断が的確で、本当〜に素晴らしかったので、思っていたよりもスムーズに進みました。
この方が櫻井卓さん
私のわがままなこだわりも受け入れていただき、とってもお世話になりました。
実は、前日の夜、ライムライトで使用するカエルの木魚の選定に最後まで悩んでいました。
ライヴで使用しているカエルの木魚たちを改めて確認していると、
いつものスタメンの5匹のカエルさんのうち、あまり響かなくなっているものを一匹みつけたからです。
愛着があるので、いつものメンバーでと考えていましたが、所詮消耗品。使い続ければ、いつかは音が悪くなることもあるし、世代交代はつきもの。
この機会に新しいカエルくんも加えることにしました。
しかし、いつも第一線で活躍してきたこのカエルがレコーディングに
参加させれないなんて。と思うと、ちょっと切なくて涙がちょちょぎれる想い。
しかし、結局、当日はそのスタメンから落ちたカエルくんも並べました。
代打みたいな感じで(笑)1、2音だけ参加してます。めでたしめでたし。(完)
ということで、私の心の中では、このような小さなドラマがあったのです。
そのこだわりのライムライトのレコーディング中に来訪者あり。
お琴の西陽子さんです。
差し入れの「鎌倉カスタ」を片手に。
そろそろ甘いものが欲しい時にグッドタイミング!!
ありがとうございました!!!
レコーディングは無事8時半ごろ終わりました。
みんなにバラしと搬出をしていただいている間、
アイ・ガット・リズムの録音を田中君と一緒に聴く。
ほとんどの曲は1テイクで済んだのですが、この曲だけ3テイクあるので、
聴き比べをしたのですが、3テイクとも弾け具合が違う。
お互いに意見がわかれたり。。。
さぁ、どれになるでしょうか。。。。
今回のレコーディングは、かなり気合いを入れましたので、面白いものが出来たと思います。
発売まではまだ時間がかかると思いますが、楽しみにしていてくださいね!!
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