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2006.10.01

アルマ・マーラーと巻上公一

『アルマ・マーラーとウィーン世紀末の芸術家たち』
超歌唱オペラ『チャクルパッタム』 作・演出・音楽 巻上公一
同じ日に、この2つの公演を観に行きました。

アルマ・マーラーは、こんな人。
意外に知られていない人物かもしれませんが
ケン・ラッセルの「マーラー」を観たりしていれば、よく知っていると思いますが)、
グスタフ・マーラーの奥さんで、実は作曲家でもあり、
間違いなくウィーン世紀末のキーマンといえましょう。

プログラムは、そのアルマ・マーラーの歌曲、アルバン・ベルクの曲、
皇帝円舞曲のシェーンベルク編曲版、マーラーの歌曲と
マニアックで面白い選曲。県立音楽堂のステージ後ろの壁には、端から端まで
ワイドサイズでクリムトの絵が張られ、ライティングも奇麗。
スライドを映しながらのトークコーナーもあり、クリムトの関係の話なども。
さらに、ロビーには、アルマ・マーラーが清書したといわれている
マーラー交響曲5番の譜面も展示され、盛りだくさん。

巻上公一は、こんな人。
超歌唱家のオペラとは???
巻上さんとは、今年コブラでお世話になったこともあり、巻上ワールドに興味津々。

その超歌唱オペラは、ゆるい感じのテンポで始まり、独特なサウンドが流れていく。
即興で展開していく部分も多々あったと思われるが、
音響さんともバッチリ息があっている。
あとで聞いたら、ヒカシューの音響さんだとか。やっぱりね!
こういう公演は音響・照明はタイミングが命ですし。

内容は、とても言葉では説明出来ません。(笑)

それにしても、どんな「間」でも、自由に操れる巻上さん。
この方は面白いです!
もっと歌が聴きかったけど。。。

どちらも、かなり濃い公演でした。巻上さんの化粧も濃かった。

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