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2006.02.15

現代音楽尽くめの日々

まず、けやきホールで現代音楽の本番がありました。
フルートの斎藤和志くんと、ピアノの藤原亜美さんとの共演。
和志くんが、リハーサルの間にパソコンに取り込んだマイナスワンの音源で
バップの練習をしているのが印象的でした。オケマン(東フィル首席です!)なのに、なぜか今はジャズに燃えているらしい。

今回の私の楽器は、ジャンベ、2つのウッドブロック、2音のアンティークシンバル、2枚のシンバルと、すず。
私としては結構シンプルなセットかな?だけど、バチの持ち替えが大変でした。

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夜帰ってきてから、録音しておいたNHK-FM『現代の音楽』(西村朗さんの解説の番組)を聴きました。

現代音楽の演奏会の自分の演奏の録音は、正直あまり聴かないこと(聴きそびれてしまうこと)が多いのですが、
今回はばっちり聴けた。ノイズつきでしたが(笑)。

「残念ながらNHK-FMを聴くことができませんでした。」
と、いろんな人から連絡をいただきましたが、
普段「ラジオを聴く」という習慣がない人に「聴いてね!」といっても、
なかなか厳しい話。
どちらにしてもこの曲(オクトパス)は、生で観て欲しい作品なので、ぜひコンサートに来てね。。。。

そして、次の日は洗足学園の大学院の授業で、現代音楽講座の講師をしてきました。
演奏したのは、打楽器のソロ作品の中から、
そのオクトパスと、テーメン、インテリアの一部。
これらの作品は楽器の数が多く、気合いを入れないと出来ない曲ばかり。
でも、打楽器のマルチ作品の楽しさって、実際に聴いていただかないと
わからないと思い、大サービス。(!?)

「マルチ作品は学生のうちにやること!」

今回の講座で一番いいたかったことはこれかな。
学校には楽器が沢山あるし、やれる時にやったほうがいい!

他の講師陣がトランペットの曽我部さん、トロンボーンの村田さん、ホルンの山岸さん、サキソフォンの平野さん、そして、作曲の中川俊郎さんと濃いメンバー。
中川さんのその日に作った作品の解説と実演の講義も面白くて、
生徒気分で楽しんできましたし、本当に中身の濃い授業となっていました。

後半は即興大会!?
洗足の生徒さんと面白い共演も出来ました。
洗足のみなさん、現代音楽頑張ってくださいね!!!またお会いしましょう!

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